中古住宅の選び方⑤
カテゴリ: 中古一戸建て
最後のメリットとして、いろんな選択肢にも対応する、ということです。3番目に紹介した「好きな町に住める」という以外にも、既存住宅は、購入希望内容に応じて、価格、立地、面積、間取り、建て方などあらゆる選択肢に応えられます。
最寄り駅との関係においても、ご主人の通勤や電車で通学する子供のために、「絶対に駅から徒歩圏じゃないとだめ」というよりも、奥様が車で送迎できるのでバス便でも生活に影響がない状況であれば徒歩圏だけに限定しないことによって選択肢がひろがっていきます。当然、予算と最寄り駅を限定して物件を探しますと、駅から離れる方が広いものが変えるということになります。
特に一戸建ての場合には、敷地に対する道路の方向や道路の幅員、敷地のかたちや間口といった選択肢によって、土地自体の価値価格も変わっていきます。ある程度構想を練った建物プランがあれば、その建物が建てられる土地を探す必要があります。
間取りについても、小さい子供が二人いるファミリーの場合、子供が成長した際はそれぞれに子供部屋を持たせたいと考え、6畳以上で同じくらいの広さの子供部屋が2室ある物件を希望するということも見受けられます。このほかにも、リビングやキッチンの広さ、収納スペース、玄関の方位など間取りについてのさまざまな選択肢が考えられます。
足の悪いお年寄りが入居する関係で、駅や病院まで坂のないことや、道路と敷地との間に段差がないこと、といった者が条件に加わることがありえます。
住宅購入を検討するときには、予算、エリアといった大きな購入方針を決めるとともに、建物、間取り、設備といった選択肢まで希望条件をはっきりさせる必要があります。購入検討の初期段階では、希望内容を無理やり狭める必要はありませんが、具体的に物件を選ぶ段階では、絶対に妥協できない最低限の希望条件とその他の希望条件に整理し、さらにその他の希望条件には優先順位を付けておくことが良い家の探し方といえます。
